エビクサ
Ebixa

エビクサは、有効成分として塩酸メマンチンを含む認知症治療薬です。中等度から重度のアルツハイマー病(AD)の治療に用いられます。

エビクサは、NMDA受容体拮抗薬に分類され、NMDA受容体に作用し、この受容体の過剰な活性を阻害することで、神経細胞障害や記憶・学習障害などを抑える作用をあらわします。

エビクサは思考力と記憶力を向上させると考えられています。

エビクサは、フォレスト・ラボラトリーズのナメンダ(Namenda)、第一三共のメマリー錠、メマンチン塩酸塩錠、などと若干の添加物の違いを除いて同じです。

メマンチン塩酸塩は、元々、イーライリリー社によって、抗糖尿病薬として開発されましたが、血糖値を下げる効果はありませんでした。その後、パーキンソン病治療薬としての使用を歴て、1989年にドイツで「アクスラ(AXURA)」の商品名で認知症治療薬として販売されるようになりました。

注意事項

掲載写真とパッケージが異なる場合がございます。