ヌーヘア(Nuhair)とは?

ヌーヘア(Nuhair)は、ノキシジルを有効成分とするAGA治療目的で使用されるトニックスプレーで、タイのポリファーム(Polipharm)社がタイで製造・販売しています。

ノキシジルを有効成分とするAGA外用治療薬は、米国アップジョン社(現ジョンソン・エンド・ジョンソン)が開発した「リゲイン(Rogaine)」が先発医薬品ですが、ヌーヘアはそのジェネリック医薬品になります。

タイでは一般医薬品(OTC医薬品)として、タイ健康保険局に登録されており、薬局で販売されています。

AGA治療薬としてのミノキシジル(ロゲイン)

ヌーヘアの有効成分であるミノキシジル(Minoxidil)は、もともと高血圧治療薬として開発された成分で、1970年代に副作用として多毛症(体毛の増殖)が報告されたことから、発毛剤としての応用が始まりました 。

その後、1988年、米国FDAが男性型脱毛症(AGA)の治療薬としてミノキシジル2%外用剤を処方箋医薬品として承認し、米国アップジョン社により「Rogaine」というブランド名(日本語表記では「ロゲイン」)で米国で販売され始めました。その後、1993年6年には、5%のものがOTC医薬品としても認可され、現在でも米国では同じブランド名で販売されています。

ヌーヘアの発売は2012年頃になります。2018年にミノキシジルの特許が切れていますので、ヌーヘアはロゲインのジェネリックという位置づけになります。

ヌーヘアの作用機序

ヌーヘア(ミノキシジル外用薬)が頭皮に塗布されると、頭皮の血管を拡張させ毛包への血流増加します。すると酸素・栄養の供給促進され、毛母細胞が活性化されます。

この毛母細胞が活性化は、各毛周期に対して以下のような作用をもたらすことで、結果として、DHT(ジヒドロテストステロン)の影響で毛包が小さくなった髪を、太く長い髪へと回復させます。

  1. 休止期(テロゲン期)の毛包を早期に成長期に移行させる
  2. 成長期(アナゲン期)を延長し、髪が長く育つ時間を確保
  3. 退行期(カタゲン期)を遅延させる

ヌーヘアの効果が現れるまでの期間

【1〜2ヶ月】初期脱毛(一時的な抜け毛増加)が起こることがある

【3〜4ヶ月】新しい髪の成長が始まる

【6ヶ月】効果を実感できる時期

【12ヶ月】最大の効果が期待できる

上記の作用機序により、ヌーヘア及びミノキシジル外用薬は、AGA患者の発毛・育毛・脱毛進行予防に高い効果を発揮する医薬品です。ただし、最低4〜6ヶ月の継続使用が必須です。

ヌーヘアの種類

ヌーヘアにはヌーヘア 2ヌーヘア 3ヌーヘア 5の三種類が販売されています。数字は有効成分であるミノキシジルの含有濃度を示しています。ヌーヘア 2ならミノキシジルが2%含まれています。

一般に、クリニックまたは医者の診療にかからないで、ミノキシジルを使用する場合、男性なら5%のヌーヘア 5を、女性なら2%のヌーヘア 2から使用し始めることが多いでしょう。

ヌーヘア 3は、中間的な濃度なので、男性または女性で強さを調節したい人向けになります。

ヌーヘアの入手方法

ヌーヘアはミノキシジルの含有濃度が一番高いヌーヘア5も含めて、タイ国内ではOTC医薬品として承認されていますので、薬局で店頭購入可能です。

日本国内でヌーヘアを代理販売している医薬品販売業者は存在しないため、日本で入手するには、タイから個人輸入する以外に方法はありません。

なお、2025年頃より、国際郵便では液体の配送が厳しく制限されており、多くの個人輸入代行業者がヌーヘアの取り扱いを中止してしまいました。オラガケアを含む一部の業者は宅配便を利用することでこの制限を回避し、ヌーヘアの個人輸入代理を続行しています。

ヌーヘア 5を個人輸入

病院で処方されるヌーヘアのパッケージ

タイの病院で処方されて提供さえるヌーヘアのパッケージは薬局で店頭販売されているものとは異なり以下のような白いボトルに入ったものになります。このボトルのものは処方用ですので、原則的には病院以外で提供されるものではありません。


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