花王の蚊除けローション「ビオレ ガード モス ブロック セラム」の紹介
地球上で最も人を殺害する生き物、それは「蚊」です。蚊は単に人を刺すだけではなく、マラリア、フィラリア、黄熱病、デング熱、脳炎など様々な病原体を媒介させます。中でも熱帯特有の病気だったデング熱は地球温暖化の影響もあり現在は日本でも感染が確認されるようになりました。感染した人を刺した蚊がまた違う人を刺すことによってどんどん感染が広がっていくデングウイルスは蚊に刺されないように予防することがとても大事です。花王株式会社が2022年6月にタイで発売を開始した「ビオレガード モスブロックセラム」は花王が新開発した技術を利用した蚊よけです。本記事では花王が発売した「ビオレガード モスブロックセラム」をさまざまな角度から分析して紹介します。
「ビオレガード モスブロックセラム」の商品開発と発売への経緯
蚊が媒介する感染症のひとつであるデング熱は、ASEAN全域の長年にわたる大きな社会問題であり、 また地球温暖化の影響で世界へ広がりつつあります。2021年6月に花王はデング熱の蔓延を冴えることを目的とした官民一体のプロジェクトをタイ政府と共に立ち上げました。「未来の命を守る」ことを念頭にしたこのプロジェクトの中で「ビオレガード モスブロックセラム」も研究を重ねていきました。花王の研究者は蚊が肌に降り立つ挙動を分析し、着陸地点が濡れていると蚊が嫌がる事に着目しました。蚊を肌に着地させないことによって蚊に吸血させない方法を研究したのです。これは従来の蚊よけとはまったく異なる考え方で新たな技術です。花王はこの新技術を応用して、ローションのような使い心地のベタつかない蚊よけの商品を開発しました。それが「ビオレガード モスブロックセラム」です。「モスブロック」の名前の通り、「モス=モスキート=蚊」をブロックしてくれる製品です。
日本での発売は?
2022年6月にまずはタイで販売が始まり、2024年3月にはシンガポールで、そして2024年7月からはマレーシアでも発売が始まりました。まだ日本での発売はありませんが、個人輸入で購入されている方々から、「サラサラの塗り心地が良い」、「塗って外出すると蚊に刺されにくくなった」、「抜群の効き目でもう手放せません。日本での発売を期待します」などの評判を聞きています。
しかしながら、日本での発売について、現在のところ、花王から明確な時期の説明は公表されていません。「ビオレガード モスブロックセラム」を日本で虫除けとして商品化するには薬機法により防除用医薬部外品(忌避剤)と認められる必要があり、その条件として、ディート、イカリジンなどの有効成分を含んでいる必要があります。ところが、「ビオレガード モスブロックセラム」は、蚊の着地を阻害することに注目したシリコン・オイルを主成分としており、従来の有効成分というものは含まれていません。つまりは日本では虫除けとして販売することができないということになります。皮肉なことにこれまでの蚊除け製品と比べて肌に優しいことが日本での販売を難しくしています。この薬機法がいつ改正されるか公にはされていません。花王はASEANの中でもデング熱の被害の大きい国や地域を最初に狙って発売を進めていく戦略なのかもしれません。
ディート(DEET)無配合
多くの虫除けスプレーで主成分に使われているディート(DEET)。ディート(DEET)の成分が濃ければ濃いほど虫などの忌避効果は長くなりますが副作用の危険も増していきます。「ビオレガード モスブロックセラム」はディート(DEET)が含まれていないのに約8時間もお肌を守ってくれるので安心して使えるでしょう。
二つの香り
また「ビオレガード モスブロックセラム」には、「Floral Blossomの香り」と「Lavender Valleyの香り」の2種類が用意されています。体につけるローションだから香りも大事ですよね。安心して使えて肌につけやすく、塗り心地も良く、好きな香りを選べて、効果が長持ちといいところばかりの「ビオレガード モスブロックセラム」を紹介しました。ぜひ使って見てください。